視察報告 – 宮崎県都城市 –

令和元年8月7日
宮崎県都城市へ

 
書籍その他のメディア、イベント等を通して、新たな学びや価値を創造するとともに、くつろぎや憩いの場を提供することにより、敦賀駅前のにぎわいと交流の拠点を創出することを目的にした、敦賀市の駅西地区土地活用に係る官民連携事業について、提言等を行っていくため、官民連携事業の成功事例である宮崎県都城市の市立図書館等、中心市街地中核施設を視察させていただきました。
 

(目的)

 
官民連携で来館者見込みを大幅に超えた市立図書館を視察し、敦賀駅西地区の官民連携事業(特に知育啓発施設)の運営等、今後の取組に向けた提言に繋げたい。
 

(内容)

 
・指定管理者との契約内容および運営・管理について
・図書館のデザイン、空間、居心地、カフェの状況について
・マルマルマルシェ等イベント運営と課題について
・図書館と他の施設や、近隣の商店との連携について
 

(成果・市の事務等と関連等)

 
経営破綻した地元資本の商業施設が約1年前にカフェを備えたおしゃれな図書館に生まれ変わった。図書館が入居する複合施設全体の集客は、計画時点の来館者見込みを大幅に上回る200万人である。実際、視察当日も朝9時開館を前に多くの若者が入口付近で待っている状況であった。この図書館を核とする複合施設が、中心市街地中核施設「Mallmall」で、子育て支援施設や保険センター等4施設が入る建物と、年間200回以上のイベントが開催されるまちなか広場、立体駐車場で構成されており、施設間は市道に屋根を設ける等、雨の日でも傘をささずに移動できるよう工夫されている。目標を上回る集客によって、中心市街地の活性化に大いに貢献している施設であるが、まちなか広場付近のテナントに空きが目立つことや、年間約4億7,600万円の高額な指定管理料等、費用対効果の面でも課題はないとはいえない。視察当日は、学生の夏休み時期ということもあったが、中高生や幼児といった子どもや若者が多く集っていた。また、図書館がそれぞれの事情で学校に通学することができなくなった子どもたちの居場所になっているとの説明を受け、子どもたちの居場所のひとつとして、本市でいうフリースクールのような役割を果たしている点でも大きな意味があると考え提言等に繋げていきたい。
 

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