2019年6月

令和元年議会報告 – 敦賀市議会 -(4)

令和元年・第4回定例会

 

令和元年6月25日

 

令和元年議会報告 - 敦賀市議会 -(4)

 

今回の代表質問は4項目、
1.人口減少対策について、2.公園の整備について、3.ハーモニアスポリス構想について、4.敦賀市の観光施策について、会派を代表して質問させていただきました。

 

令和元年議会報告 - 敦賀市議会 -(4)

 

まず、人口減少対策について質問させていただきますが、敦賀市の人口減少が止まらない状況であります。敦賀市の人口は、2005年10月末の6万9315人をピークに減少に転じ、2011年の東京電力福島第1原発事故後は減少幅が拡大。今年1月末にピーク後初めて6万6千人を切り、本日時点で敦賀市の人口は6万5648人となっています。
ちょうど1年前に同会派の立石議員の一般質問のなかで、人口減少、特に労働力人口の減少に触れておられ、少し紹介させていただくと、働き方改革の提唱は、労働力人口が想定以上に減少していることが背景にあるので、労働力不足を解消し、一億総活躍社会を作るために必要な3つのことを述べておられました。1つ目が働き手を増やすこと、2つ目が労働生産性の向上に取り組むこと、3つ目が出生率の上昇でありました。今回は、その時の質問で具体的には触れておられなかった出生率の上昇も含めて、人口減少対策について、私から質問させていただきました。

 

日本国内で女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は、2018年で1.42となり、前年から0.01ポイント下がったことが、厚生労働省から発表されました。3年連続の減少になる訳ですが、福井県は、合計特殊出生率が23年ぶりに上昇し、1.67となったことも、その時発表されました。

 

福井県では1.67と合計特殊出生率が上昇しておりますが、敦賀市の合計特殊出生率についてまず伺いました。

 

合計特殊出生率が23年ぶりに上昇したことに対し、福井県の杉本知事は「第3子以降の保育料無償化などの施策が、出産・子育てへの安心感に繋がった結果だと考える。」とのコメントを出しておられますが、敦賀市では合計特殊出生率の上昇について、どのように分析をされているのか伺いました。

 

確かに、眼の前のお金より、将来的なお金の不安というものがあることは、私も、4人の息子を育てていますので理解しています。
また、保育料無償化等の施策によって、出生率を上げる努力をされて一定の成果も出ていることは評価しています。
また、今ほどの答弁からも、敦賀市の子育て支援をさらに充実していくことは人口減少対策のさらなる力になることを確信しました。私へ要望がきていることも含めて、今後さらに子育て環境を充実させていくために、まず、敦賀市が取り組んでいます出産・育児に対する切れ目のない支援について伺いました。

 

他機関の連携につきましては、児童家庭課や医療機関など子育てに関係する機関との連携を図っているとの答弁があり、しっかり連携をとって取り組んでいただいていることを改めて確認できました。今ほどの答弁で、気がかりな方や支援が必要な方に対して、ケースに応じた対応を行っているとのご答弁もありましたが、支援が必要なという意味で同様なのかもしれませんが、市民の方からよく相談を受けています医療ケア児童の居場所、多動児童の居場所については、どのように連携して対応するのか伺いました。

 

「障がいのある子どもを、生涯預けられる施設、居場所があると、親を含めて家族は安心して生きていけます」といったお言葉を市民の方から数多く聞かせていただいています。
今回の質問では、子どもたちの居場所の充実や、個別の案件への取り組みについて確認させていただきました。
敦賀市子育て支援に関するアンケート調査を昨年度行ったなかで、「過去1年で家計のやりくりができないことがあったか?」という質問に対して、「まれにあった」を含めて34.6パーセントの就学前児童の保護者が、「あった」と答えておられること等、子育て支援に関することに関して、課題はまだまだ山積していますが、これから益々、安心して子どもを産み育てる環境整備や支援を充実していただくことをお願いしました。

 

まず、今定例会に予算計上された移住定住促進事業、具体的な内容について伺いました。

 

私は、敦賀市は、住みやすく子育てがしやすいまちだと思いますし、私の周りの方々からも、同じようなお言葉を耳にする機会も少なくありません。ぜひ、この子育てのしやすいまちに市外県外から移住していただき、ともに子育てをしたいと願っていますが、今回の事業は東京23区からの移住就職者にターゲットを絞っています。住みやすいまち、子育てがしやすいまち敦賀市を、どのようにアピールして移住定住促進につなげていくのか伺いました。

 

今まで行ってきた移住定住促進事業と、その成果について伺いました。

 

私は大阪府出身ですので、大阪等の関西圏に行く機会も多いのですが、確かにそこで感じることは、大阪は仕事場も多く、交通機関が発達して便利で住みやすいまちだということです。しかし、何度も申しますが、暮らしやすさ、特に子育てに関しては、敦賀市の方がはるかに恵まれていると私は感じています。

 

そこで、どんどん移住定住を促進していただきたいと思いますが、今後行っていく移住定住事業について伺いました。

 

ここで、少し前に掲載された福井新聞のオンライン記事を引用させていただきます。
鯖江市で「市役所JK課」や「ゆるい移住」を手掛けられた若狭町出身の慶応大特任准教授の言葉が記事にありましたので紹介させていただくと、
敦賀のイメージは「大きなショッピングセンターなど嶺南で一番ハードがそろっているまちである。ただ、ハードの価値は都会にはかなわない」移住促進策は、「ハード投資よりも、敦賀の住み心地の良さやブランドイメージを発信していくべきだ」と言っておられます。私もハード投資よりソフト面への投資を期待していますが、そのあたりについて、今後行っていく移住定住事業について担当課で考えていることを確認しました。

 

空き家対策との連携も必要ではないか?
中心市街地への人口誘導の観点、立地適正化計画で設定する居住誘導区域を考慮して移住を促すのか。移住定住事業と立地適正化計画との整合性について伺いました。

 

財政、公共施設、医療、公共交通等を含めた大きな視野でまちづくりも大切ではありますが、安心して敦賀市で子どもを育ててもらいたいという思いを持ち、敦賀市の素晴らしい部分を発信して、移住希望者とのマッチングを行うといったソフト面の充実をお願いしたいと思います。また、今までの施策や成果を精査して、これから行う移住定住事業では、より成果を出すための現実的な政策、それに伴うソフト面の整備を行っていただくことをお願いしました。
2項目目は、公園の整備についてです。子どもたちの遊び場、スポーツの観点から見た公園整備について質問させていただきました。

 

令和元年議会報告 - 敦賀市議会 -(4)

 

今現在、敦賀市にある公園の数について確認しました。

 

公園でのトラブル等について、確認して提言に繋げました。

 

私の耳にも、もっと公園で思いっきり遊びたい!といった子どもの声や保護者の声が入っていますが、一つの公園で、小学生の高学年がサッカーをしていて、就学前の児童が散歩をしているところにボールが飛んでいったといった光景を目の当たりにしてひやりとしたこともあります。また、公園から子どもが頻繁に飛び出してきて、危険だという地域の方からの声も頂戴しています。
では、167カ所近くある公園で、野球ができないサッカーができないといった遊びを制限されている公園について確認しました。

 

今後も遊びを制限するのではなく、子どもたちが思いっきり遊ぶことができて、危険でもない状況に向けて力を合わせて作っていただくようお願いしました。

 

次に、敦賀市総合運動公園について、今年2月の第2回定例会において、市長から総合運動公園陸上競技場につきましては、国体弓道競技での会場使用に伴い、平成29年3月をもって日本陸上競技連盟の公認を廃止しており、現在、新たに公認を取得するため、改修内容等について検討を行っているところです。今回の改修では、トラック及びフィールド部分の全面改修を視野に入れ、トータルコストの精査やサッカーなど利用形態の拡充について議論を深め、市民の皆様がより使いやすい施設となるよう関係団体と連携して取り組んでまいります。
とのご発言があり、その後、私たちにも議員説明会の場で、運動公園の陸上競技場に人工芝をとの説明を受けたところではございますが、現在の状況を教えていただきました。

 

今度の整備スケジュールについて伺いました。

 

令和元年議会報告 - 敦賀市議会 -(4)

 

3項目の質問は、ハーモニアスポリス構想についてであります。
1年前の代表質問でも、ハーモニアスポリス構想について取り上げさせていただきましたので、1年前の質問と重複するところもありますが、そこは敢えて確認させていただきました。
敦賀市の長期的な産業やエネルギー政策等を担う重要な構想であると認識していますので、今定例会においても、改めて構想の背景や思い、今後の方針について質問させていただきました。
構想については、地域間協調という理念に変更はないということでしたが、この地域間協調を理念とし、産業構造の複軸化やエネルギーの多元化を目的とするものである一方で、今後の方針や方向性といったことも当然重要であります。また、なぜ今この構想が必要であるのか、ということも、とても重要であると考えています。

 

そこで、改めて、どのように敦賀市の現状を捉え、構想の策定に至ったのか、なぜ今、本構想の策定が必要であったのか、本構想の必要性についてまず伺いました。

 

ハーモニアスポリス構想が原子力の脱却を意味するものでないといことについては、1年前の代表質問でも確認させていただきましたが、あくまでハーモニアスポリス構想は、敦賀市の新たな産業を創出する事業であるという認識でいいのか伺いました。

 

今回示された構想の産業間連携推進計画について、新たなモノのサプライチェーンを構築していくことを目的としています。このサプライチェーン、先ほど市長から説明がありましたので、製品が原料の段階から消費者に至る物流までの全過程の繋がりのことと理解できました。このサプライチェーンの構築がなぜ敦賀市の産業発展に繋がるのかについて伺いました。

 

今の説明で、モノのサプライチェーンは敦賀市と周辺地域の経済取引を拡大させ、ともに発展することは概ね理解できましたが、水素計画においても新たなエネルギーのサプライチェーンを構築することを掲げているのはなぜなのか。
単に水素エネルギーの導入ではなく、サプライチェーンの構築を目的としているのかについて伺いました。

 

構想の必要性や目的等について、概ね理解したところでありますが、今後取り組みを進めるうえで、未だ様々な課題が存在すると認識しています。この構想の課題について、担当課としてどのように考えているのか伺いました。

 

サプライチェーンの構築が、敦賀市の新産業創出や周辺地域も含めた経済活性化に寄与することは理解したところでありますが、問題は、未だ各社で研究開発が始まったばかりであり、本当にサプライチェーンが構築するか否かは不透明であります。
つまり、取引相手がいなければ、せっかくの研究開発ができても無駄に終わり、経済効果も実現しないこととなってしまうといった危険性があります。
そこで、今回構想に示されたプロジェクトが新たなサプライチェーンを構築し、経済効果等を発揮するか否か、その実現可能性について伺いました。

 

当初、ハーモニアスポリス構想については、滋賀県を含む広域6市町とともに連携関係を構築し、広域的な経済圏等を形成するとしていましたが、今回示された構想では、先ほどの答弁からも個別具体的な案件ごとに連携を構築すると方針転換しています。このような状況で当初説明のあった広域的な経済圏等を形成することができるのか伺いました。

 

次に財源の問題について質問させていただきます。現在、国の財源等を活用していますが、これが途切れた場合、どのように推進していくのか伺いますが、このことについては、先ほどの答弁からも、10年間ということで後4年間は現在の補助金が継続すること、他省庁の補助金の獲得も目指しているという答弁もありましたが、水素においては、わが国全体としても研究開発段階であり、未だ自立自走の保障がない分野でありますが、産業間連携においては、初期の研究開発や販路開拓の支援を実施すれば、民間部門で自立自走する可能性はあると考えます。そのようなこともふまえて、途切れた場合、どのように推進していくのか伺いました。

 

将来どのようになるかは分からないが、現状、水素は補助金頼みであるのは答弁の通りであると考えます。
そこで、答弁されたように産業として確立されておらず、経済的利益をもたらすか不透明な水素エネルギーの活用を目指す訳ではありますが、すでに産業構造が確立している原子力発電との関係性についてどのように考えているのか伺いました。

 

産業構造の複軸化とエネルギーの多元化、またサプライチェーンの構築が実現されれば、敦賀市の長期的かつ安定的な発展に繋がることは確認できました。先ほど、部長からは、将来的に国策として頓挫することもあるかもしれないという少し弱気な発言もありましたが、私は頑張ってもらいたいと思います。
私自身、敦賀ムゼウム新設事業とともに、市民の方から、ハーモニアスポリス構想についても反対する旨のご意見をいただくことはありますが、このハーモニアスポリス構想、確かに不確実な点もあるかもしれませんが、サプライチェーンの構築に参入する会社も手を挙げてくれているのも事実であります。先のムゼウム新設等については我が会派は一貫して反対を貫きまいたが、このハーモニアスポリス構想については財源の問題等、簡単ではないと思いますが取り組んでいただきたいと思っています。

 

敦賀市議会だより101号

敦賀市議会だより 101号(2019.5月)

 

敦賀市議会だより101号

 

令和元年度・敦賀美方消防組合消防大会

令和元年5月26日
改選を終え、私にとって市議会議員2期目で、消防組合議会議員として5年目のスタートを切る「敦賀美方消防組合消防大会」が行われました。
 
松原公園内にある消防殉職者碑の前で、消防関係で殉職された方々の慰霊祭を執り行った後、笙の川堤防に移動して、消防車の一斉放水、相生町大通りでの分列行進と観閲式を、消防組合議会議員として拝見しましたが、今回は多くの新人議員も加わり、消防組合議員のメンバーが様変わりした印象を受けました。
 
それぞれの隊に所属する消防職団員の規律正しい行動を拝見して、敦賀市民の一人として、消防職団員が敦賀の安全をしっかり守り抜いてくださっているという安心感を与えていただけたことに感謝申し上げます。
 
最後にきらめきみなと館に会場を移し、敦賀美方消防組合定例表彰式に出席。私と同年代の消防職団員の方が多くの表彰を受賞されるのを目の当たりにして、私自身も、とても誇らしい気持ちになるとともに、私たちの年代がこれから益々頑張らねばならないと、背中を押していただいたような感覚を覚えました。
 

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