視察報告 – 兵庫県豊岡市 –

平成30年10月16日
兵庫県豊岡市へ

 
「敦賀の地元企業と共に、敦賀に活力を」をスローガンに掲げ活動されている敦賀活性化支援協議会様の視察に同行して、豊岡市が民間企業と設立した「観光まちづくり組織」である豊岡DMO・一般社団法人・豊岡イノベーション、および、あらゆる材質・寸法・形状の高品質・高機能のバネを、1個からでも顧客の要望に応じてフルオーダーメイドの完全受注生産で作り続けているバネ専業のメーカーさんで、驚異の 「連続黒字」 を達成していることでも知られている、東海バネ工業様の本社工場を訪問して現地視察と研修を行いました。
 

(目的)

 
現在、敦賀市をはじめ多くの市町において、観光戦略の新たな取り組みの一貫としてDMOの設立を検討している。城崎温泉を中心に外国人観光客が急激に増加しているなか、観光の新たな機能を持つ組織 「豊岡版DMO」 を設立して、観光による地域の活性化を進める取り組みにおいて一定の成果を上げている、豊岡市の現状と課題を学び、敦賀市版DMO導入について研究するため。
 

(内容)

 
日本版DMOは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。
 
このため、日本版DMOが必ず実施する基礎的な役割・機能(観光地域マーケティング・マネジメント)としては、
 

  1. 日本版DMOを中心として観光地域づくりを行うことについての多様な関係者の合意形成
  2. 各種データ等の継続的な収集・分析、データに基づく明確なコンセプトに基づいた戦略(ブランディング)の策定、KPIの設定・PDCAサイクルの確立
  3.  関係者が実施する観光関連事業と戦略の整合性に関する調整・仕組み作り、プロモーション

 

が挙げられます。
 
また、地域の官民の関係者との効果的な役割分担をした上で、例えば、着地型旅行商品の造成・販売やランドオペレーター業務の実施など地域の実情に応じて、日本版DMOが観光地域づくりの一主体として個別事業を実施することも考えられます。
 
– – – – – – 観光庁 観光地域振興部 DMO支援室より引用 – – – – – –
 

(成果・市の事務等と関連等)

 
敦賀市においても、DM0の導入について検討する時期にきているのでしょうが、観光協会等の他団体との住み分けや、費用対効果等、まだまだ検討課題は多くあると考えています。今後も、多くのDMOの事例を参考にして研究を行い、敦賀版DMOの導入に向けた提言を行っていきたいと考えます。
 東海バネ工業様の視察においては、昨年度まで33年間にわたり社長を続けてこられた方のご講話には大変重みがありました。特に 「理念の共有」 の大切さについては心に響きました。
 「どれだけ素晴らしい理念を掲げても共有できていないと意味がない」、「理念は共有できるまで伝え続けること」 といった一見あたりまえのような考え方は、組織にとってはとても大切なことであると言っておられたのを聞いて、私自身11期にわたり会社を経営していた時も、よく社員の皆様に対して事あるごとに私の考え方や理念を語っていたことを思い出し、今は市議会議員という立場で、市政報告会の場等で理念を語っていきたいと改めて感じたお話でありました。

 

兵庫県豊岡市兵庫県豊岡市兵庫県豊岡市兵庫県豊岡市

豊田耕一ブログ 豊田耕一facebook